【ICL体験談】術後1年経過レポ メリット・デメリット徹底解説!

体験談

ICL手術を受けもうすぐ1年が経ちます。

手術を受けようと考えているけれど、「手術は上手くいくのだろうか」「手術後の視力を維持できるのか心配」「後遺症が残ったらどうしよう」など不安は尽きないのではないでしょうか?

そんなみなさんに向けて、この記事では、手術直後の見え方や術後1年経った今感じているメリット・デメリットなどを紹介します。

手術中の様子

手術の前には、様々な種類の目薬を点眼して備えました。

時間は、片目につき10分程がかかったので、合計20分ほどで手術が終わります。

まず、初めに顔全体を念入りに消毒した後、目が閉じられないように器具を装着されました。
この時点で内心とても怖かったのですが、手術中目を閉じてしまったら危ないでは済まされないことなので、仕方ありません。

担当医からは、「眼球を動かさないで、1点を見てください」と指示がありました。

ですが、これがすごく難しい…

眩しすぎるくらいのライトが直接目に当たる上、眼球をぐりぐり触られるのでその気持ち悪さをすごく感じながらの手術だからです。

途中、かなり気持ち悪さがあった時は、無理に手術を進めるのではなく落ち着くまで待ってくれました。男性の看護師さんが手を握ってくれたのを覚えています(笑)

手術に支障をきたしてしまうと、危険なのでなんとか耐えて頑張りました。

手術直後~2週間までの見え方

手術直後は、目の前がぼやけ、焦点が全く合いませんでした。

その上、手術時のライトの影響か頭痛が激しく辛かったのを覚えています。

担当医からは、「今日はなるべく目を使わないでください」と言われていたので、スマホやパソコン、読書など目を使うことは極力さけ、目をこまめに閉じて休めて過ごしました。

翌日、充血はどちらの目もありましたが、特に左目が充血しており会社の人から心配される程でした。

右目は、数日でハッキリと見えるようになったのですが、左目は同じようにはいかず…

充血がひどかった左目のゴロゴロした異物が入っているような違和感や充血は、2週間ほど続きました。

2週間経過すると、目の違和感や充血はおさまっていくと同時に、左目もハッキリと見えるようになりました。

術後1ヶ月~6ヶ月までの見え方

コンタクトの装着から解放され、毎日が快適な生活でした。

見え方は、どちらの目も安定しハッキリと見えています。

検診では、左右どちらの目も1.5の視力でした。

ただ、夜間に見えるハローグレア現象が術後6ヶ月程までかなり感じていました。

私は、毎日の生活にものすごく支障を感じることはなかったですが、日常的に夜間に車を運転する人は注意が必要になります。

ハロー・グレアは「光視症」とも呼ばれ、眼内レンズを用いる手術における代表的な合併症です。
ハロー・グレアを簡単に説明すると、光がぼやけたり、輪っかが見えるなど、夜間の見え方が変わる現象のことです。

引用:眼科医によるICL総研

術後6ヶ月~1年までの見え方

6ヶ月頃までの見え方と変わらず、視力も1.5でキープしていました。

この頃になると、以前のコンタクトでの生活が考えられないくらい裸眼での生活が日常化しました。

ハローグレア現象はまだまだ感じますが、手術直後に比べると落ち着いています。

ICL手術をして感じたメリット 

①コンタクトの煩わしさから解放された

何よりも、これが1番です。

朝晩のつけ外しやお手入れの手間がゼロになり、本当に快適そのものです!

また、コンタクトレンズを装着していた時は、眼球に傷がつくことが多く、眼科に定期的に通っていました。

しかし、ICL手術を行った後は目が痛くなったり傷がついたりしたことは未だにありません。

コンタクトレンズによる外的な接触がないため、目にとても優しいです。

②ドライアイがなくなった!

コンタクトレンズ装着時は、ドライアイがかなりひどく悩まされていた日々でした。

眼科で処方してもらった目薬を点眼するも、日中はすぐに目が乾き、涙が出て辛かったです。

それが、手術後はピタッと何事もなかったかのように症状が治まりました(笑)

③目ヤニが出なくなった

朝起きた時はもちろんのこと、日中もよく目ヤニが出ていました。

取っても取っても出てきたので、本当に煩わしかったです。

昔、バイトの男の先輩から耳打ちで「目ヤニ出てるよ」と言われるくらい出てました(笑)

その症状も、手術後は「たまに朝に出てる時がある」くらいになりました!

日中、目ヤニの心配をする必要もなくなりました。

④どこでも気にせず寝られる

コンタクトをつけていると、昼寝をしたいけどできない…

気付いたら寝落ちをしてしまっていて、起きたら目が乾燥してなかなかコンタクトが外せなかった…

こんな悩みはお持ちではないでしょうか。

そんな悩みも、一気になくなります!

ICL手術をして感じたデメリット

①ハログレア現象は未だに見える

個人差はかなりあると思いますが、私は未だに夜間のハローグレア現象が続いています。

主治医の先生曰く、「ハローグレア現象は消えるのではなく、自然と目が慣れる」とのことでした。

だいたいは、1週間~数ヶ月で症状が改善されるとのことです。

私の場合、手術直後に比べるとかなり症状は改善されましたが、夜間の車のライトや街頭を見ると周りがぼやけるような感覚があります。

日常生活に支障がある程ではありませんが、人によっては慣れるまでに時間がかかる場合もあるということになります。

②手術費用が高額

私が手術を受けたクリニックは、友達紹介割引を使用し、両目で50万円程度の費用がかかりました。

クリニックによって費用はピンキリで、だいたい50~80万円のところが多いようです。

物は考えようで、一生ものの自己投資と思えば高額ではないのかもしれませんが、やはり手術になかなか踏み切れない原因の1つでもあると思います。

おわりに

コンタクトや眼鏡で生活している私達にとって、ICLは魅力的な手術といえます。

その反面、デメリットはつきものです。

「ICL手術を受けたい!」と思っても、誰でも手術を受けられるわけではないようです。

夫もICLに興味があり、検査に行ったところ角膜と水晶体の距離が短く、手術を断られました。

クリニックへ検査やカウンセリングへ行き、みなさんの納得のいく決断をしてください。

それでは!

コメント

タイトルとURLをコピーしました