【合格体験レポ】2024年度 後期保育士試験 2次試験(実技ver)

体験談

1次試験を合格したみなさん、おめでとうございます!

1次試験を合格し、ほっと息をつきたいところも束の間、実技試験がやってきます。

この記事では、実技試験に向けて私が合格した勉強方法や当日の流れをお伝えしていきます。

みなさんの不安を1つでも取り除き、前向きな気持ちでに当日を迎えられることを願い、記事をお届けします。

試験前の準備

私は、音楽と言語の試験を選択しました。理由はどちらも事前に課題が公表されており、練習次第で合格に近づけると感じたからです。

実際、試験当日に配布された受験者別時刻表を見ると、圧倒的に「言語」選択者が多かった印象です。「音楽」と「造形」は同じくらいの割合でした。

いつから対策をはじめたのか

言語は、試験2ヶ月前から台本作りを始めました。

音楽は、試験1ヶ月半前から練習をはじめました。

仕事をしながらの勉強だったため、日々の練習時間は少なかったですが、コツコツ続けることを大事にしていました。

どのような対策をしたのか

言語では、まず、台本作りが重要です。

私は、『ユーキャンの保育士実技試験合格ナビ』YouTube『ホイビィの保育士×未来ラボ』さんの台本を参考にしました。

台本を考えるにあたっての大事なポイントが4つあります。

①制限時間3分以内で終わるようにすること(余裕を持って終わるのがベスト)
→早めに終わってしまったら、笑顔で子ども役を見渡しておきましょう。
 合否には関係ありません。

②強調したい部分にジェスチャーを入れること(適度に入れるのがベスト)
→ジェスチャーに気を取られ、肝心なセリフがおろそかにならないように!

③声の抑揚をつけること

④場面転換では間を作ること

台本作りが終わってからは、すき間時間に台本を何度も読むようにしました。

台本の内容が頭に入ったら、動画やボイスレコーダ―に録音し見え方や聞こえ方を確認しました。

客観的にみることで、改善点が見えてきます。試験当日の待ち時間にも活用できるので入れておくことをオススメします!

また、家族に試験官役になってもらい練習すると緊張感が伴い、本番対策にもなりました。

その結果49点をとることができました!

音楽では、ピアノを使って練習しました。

基本は、家にある電子ピアノを使っていましたが、本番はアップライトピアノなので、数回レンタルスペースを予約して練習をしました。

電子ピアノとアップライトピアノは鍵盤の重さや音の響きが全く違います。

何よりお腹から声を出さないと、声がかき消されてしまいます。

本番が近づいてきたら、レンタルスペースでの練習をオススメします!

実技試験当日の流れ

当日は、12月の寒い中での試験でした。

当日の持ち物・服装について

当日の私が持参した持ち物です。
会場によって、上履きが必要なところもあるとのことなので、受験票をしっかり確認してください。

〇受験票
〇腕時計
〇楽譜(音楽用)
〇言語の台本
〇昼食、飲み物
〇カイロ

試験が近づくと、廊下で待機をする時間が10~15分程あります。

廊下は空調が効いておらず、緊張と相まって体の震えが止まりませんでした。
冬場の受験では、カイロは必須です!

次は、服装についてお話します。

〇白のニット
〇綺麗めなグレーのパンツ
〇黒のスニーカー

他の受験者の方は、スカート、スーツ、私と同じような服装…様々でした。
総合的に見て、普段着の方が多かった印象です。

あまりに清潔感の欠ける服装は別として、服装は合否に直接関係することはあまりない様な気がします。

何より、スーツだと体も心もガチガチになってしまうので、リラックスできる普段の服装をオススメします。

当日のおおまかな流れ・会場の様子について

私の会場は、9:00ガイダンス開始だったので、8:30頃に到着するように向かいました。

ガイダンスは、受験者全員が出席しなければなりません。

諸注意の用紙が配布され、説明を受けましたが10分程で終わりました。

音楽の率直な感想

自分の番が近づいてくると、廊下で待機をします。
ということは・・・前の受験者のピアノや歌声がしっかりと聞こえてきます。

実際、1つ前の受験者の方の伴奏がかなりレベルが高く緊張感が更に高まっていまいました。

部屋に入ると、試験管2名と背を向けるような形でピアノが配置されていました。

歌声が試験官に届くかどうかかなり不安になりながらの演奏でした。

伴奏は間違えることなく終わりましたが、結果は38点でした。

個人的に、歌声があまり届かなかったのではないかと思っています。

言語の率直な感想

『3匹のやぎのがらがらどん』を選択しましたが、ピアノ以上に緊張しました(笑)

音楽と同じく、廊下で待機をする時間があるのですが、前の受験者の方のお話が耳に入ってきます。

「自分のストーリーよりいいのでは・・・?」と余計なことを考えてしまいます。

今までやってきたことを信じて、自分が作ってきたお話や表現方法に自信を持つことが大事です。

試験は、音楽とは異なり対面だったため、試験管に常に見られていることを感じ、緊張で声が裏返りましたが、時間はほぼ制限時間ぴったりで終わることができました。

実技試験終了後

試験結果が分かると、保育士証を発行するための手続きが必要です。

お金を振り込んだり、保育士登録の手引きを取り寄せたりと細々ありますので、やっておきましょう。

おおよそ合格発表から、3ヶ月程を目安に保育士証は発行されるようです。

おわりに

本番は練習通りにいかなかったり、セリフが飛んだりすることもあるかもしれません。

できる最大限の準備をして臨めば大丈夫!

自分を信じること、そして目の前に子どもがいることを忘れないでください。

この記事を読み終わったみなさんの受験が上手くいきますように。

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